愛知県10年
VISION

10 YEARS VISION

Over the next 10 years

愛知県
名古屋市の
向こう10年

今後10年間で、愛知県並びに愛知県周辺地域は大きく変わります。インフラ整備はもちもんのこと、世界から注目を浴びるような行事がめまぐるしく開催されるなかで、今後の愛知の経済を左右するのは、愛知県で開催される世界大会を成功させ、民間と行政が一体となって最大限の経済波及効果を生み出すことだと思います。私たちも、向こう10年の計画をしっかりと勉強し、最大限の経済波及効果が得られるように努めて参ります。

2023年度
  • ジブリパークⅡ期開園
    (2023年度中)
  • トヨタ自動車の新研究開発施設が稼働(650ha:県企業庁が造成)
2024年度
  • STAITION Aiオープン
    (10月)
2025年度
  • 新体育館オープン(夏)
  • 基幹的広域防災拠点整備
    [県営名古屋空港隣接]
2026年度
  • 第20回アジア競技大会
    (2026/愛知・名古屋)
    (9/19〜10/4)
  • 第5回アジアパラ競技大会
    (10月)
2027年度〜
  • リニア中央新幹線
    (東京〜名古屋間)開業
  • 中部国際空港第二滑走路併用

ジブリパークの
整備推進

2005年に開催された愛知万博の理念と成果を次世代に継承するため、愛・地球博記念公園内にスタジオジブリの作品の世界観を表現する5つのエリアを配置した“ジブリパーク”を公園施設として整備し、国内外から多くの来園者に楽しんでもらえる公園を目指しています。

2023年度中に開園予定の2エリア

  • もののけの里

    映画『もののけ姫』のエミシの村とタタラ場をもとにした和風の里山的風景をイメージし、「タタラ場(体験学習施設)」、「炭焼き小屋」、「休憩処」等を整備します。

  • 魔女の谷

    映画『魔女の宅急便』、『ハウルの動く城』などの北ヨーロッパ風の空間をイメージし、「オノキ邸」と庭園、「ハウルの城」と荒地、「レストラン棟」等を整備します。

STATION Ai
プロジェクトの推進

スタートアップの創出・育成・展開・誘致を柱とする地域総合戦略「Aichi-Startup戦略」を策定。この地域の優秀なスタートアップの全成長ステージに対応した支援の提供とオープンイノベーションを推進する日本最大の中核支援拠点として、ソフトバンク株式会社が総力を挙げて整備・運営しています。

「STATION Ai」の整備・運営(2024年10月オープン予定)

ビジョン

すべての人に
スタートアップのワクワクを

県の持つ海外の先進的なスタートアップ支援機関・大学との連携と、ソフトバンク株式会社の世界的なネットワークを融合させ、世界有数のスタートアップ・グローバルコミュニティを形成。

新体育館の整備

株式会社愛知国際アリーナと特定事業契約を2021年5月に締結しました。2026年のアジア競技大会にも利用できるように、新体育館を整備しています。

世界最高レベルの最先端スマートアリーナの実現

世界に誇る名古屋城の城跡に広がる
名城公園の自然と一体感を創出する
「樹形アリーナ」

最大手移動通信企業(株式会社NTTドコモ)と世界トップのアリーナ運営者(Anschutz Sports Holdings(Anschutz Entertainment Group))、コンセッション事業の豊富な経験を有する企業等により、世界最高レベルのアリーナを実現。

愛知県新体育館外観デザイン

リニア中央新幹線の
整備

リニア開業による首都圏との時間短縮効果をより広域的に波及させるため、名古屋駅のスーパーターミナル化、名古屋駅からの鉄道ネットワークの充実強化等の取り組みを推進しています。

2027年度にリニア中央新幹線(東京〜名古屋間)が開業予定

名古屋駅のスーパーターミナル化

ターミナルスクエア

乗り換え先が一目で見渡せ、上下移動も円滑にでき、案内機能も備えた広場空間を5箇所設置。

新たな東西通路

歩行者が集中する中央コンコースの快適性の向上を図るため、新たな東西通路を整備。

中部国際空港島の
整備

日本初の国際空港直結型の展示場「Aichi Sky Expo」と、ボーイング787初号機の展示をメインとする複合商業施設「FLIGHT OF DREAM」を開業しました。地域において「中部国際空港の将来構想」をとりまとめ、あいち・とこなめスーパーシティ構想を推進しています。

「中部国際空港の将来構想」に沿った滑走路の整備

  • 第1段階[暫定形]

    2027年度を目途に現誘導路の位置に代替滑走路(B滑走路)を整備し、深夜早朝時間帯における航空機の運航を継続しながら現滑走路(A滑走路)の大規模補修を実施します。

  • 第2段階[将来形]

    将来の航空需要等を踏まえ、「中部国際空港沖公有水面埋立事業」により造成される土地に、新滑走路(新A滑走路)を整備し、第1段階で整備したB滑走路との2本で運用します。

あいちの友好提携

1980年5月にオーストラリアのビクトリア州、同年7月に中国の江蘇省と、2019年5月に中国の広東省と友好提携を結び、文化・経済・教育などさまざまな分野において活発な交流を進めています。

ビクトリア州

緑豊かな州の愛称は「ガーデン・ステイト」です。州の面積はオーストラリア全土の3%に過ぎませんが、GDPは約23%を占めています。医薬品・加工食品・航空宇宙産業などが盛んで、本県からも自動車産業をはじめ、さまざま企業が進出しています。

  • 州都:メルボルン
  • 面積:227,400km2(本州とほぼ同じ)
  • 人口:664万人(2021年現在)(愛知県の88%)

江蘇省

長江(揚子江)が省内を貫流し、肥沃な土地と水利に恵まれた「魚と米の郷」ともいわれています。また、工業が発達した地域であり、機会・電子・自動車・石油化学工業などが盛んで、本県からも多くの企業が進出しています。

  • 省都:南京
  • 面積:102,600km2(愛知県の20倍)
  • 人口:8,477万人(2020年現在)(愛知県の11倍)

広東省

「食は広州にあり」といわれるように、広東料理で有名な美食の都として知られています。また、自動車・電気機会・電子通信などの製造業を中心に経済発展を遂げており、本県からも多くの企業が進出しています。

  • 省都:広州
  • 面積:179,700km2(愛知県の35倍)
  • 人口:1億2,601万人(2020年現在)(愛知県の17倍)